製品をご使用いただいているお客様へ ~開発者の思い~ |
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この度、弊社㈱クリーンあいが長年に亘り牛床散布資材の研究を続けて参りました成果が一つの形となり、ここに皆様にご紹介できる運びとなりました。酪農家が直面している乳牛の乳房炎による乳代損失を最小限に抑える事により、現況下での酪農経営向上に寄与できると考え、幾多の要素が複雑に関与して発生する乳房炎の原因の一つと思われる牛床由来による細菌感染に着目し、原因菌の増殖を抑制・除去する牛床散布資材の開発を行ってまいりました。 |
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稚内珪藻頁岩を利用した本散布剤は、牛床及び牛体、乳房、乳頭等に付着した乳房炎起因菌の増殖を大きく抑制し、吸着除去する高い機能をもっていますが、乳房炎起因菌を完全に殺菌することはできません。ご存知のように牛床での糞尿による汚染状況、畜主による牛床管理状態、またフリーストール牛舎で良く見られるベッド以外(通路)で乳牛が休息し感染する事など、牛舎内の衛生環境によっては十分な効果が得られない場合もあります。また、健康体の乳牛は細菌や病気に対する抵抗力(ラクトフェリン酵素等)を最適な飼養管理技術によって作り出され、守られておりますが、ひとたびの過大なストレスや粗飼料調整失敗により劣悪な給餌が長引けば、代謝被害による抵抗力の衰えにつながり、場合によっては乳頭孔活躍の緩慢な動きを引き起こし、細菌感染しやすい状態になる事も乳房炎の要因となります。やはり乳房炎対策で第一に留意すべきことは、複雑に関与する多くの原因を基本に戻って対処し続ける事であり、日々の搾乳、飼養、個体管理の中で衛生面に力を注ぐ事の重要性をこの研究によって改めて強く感じさせられた事を申し述べさせていただきます。 | |||
牛笑の使い方について |
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繋ぎ牛舎 |
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牛床 : | 回160~220g程度を、除糞して清掃した牛床に散布。 《効果を上げている実例》 朝夕の搾乳作業時に搾乳を修了した牛、数頭分の牛床をその都度除糞し、適量を散布。 |
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通路 : | 適量の散布により、牛の入れ替え時の転倒防止、作業者のスリップ防止に効果がある。 更に、別途滑り止め(マルチ)資材の散布により効果が増す。 | ||
カウハッチ : | 適量の散布により、地面から上がる湿気を防ぎ、ハッチ内の不快な臭を軽減する効果がある。ハッチへの仔牛入替時、寝藁を投入する前にハッチ接地面(土等の路面)に2袋程度を投入、その後寝藁等を敷きこむ。 |
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フリーストール牛舎 |
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牛床 : | 1回110g~140g程度をベッドメーキング後散布。汚れた個所の除糞作業の散布で周囲に資材粉末が広がり、ベッドが乾燥してクリーンな状態に保たれる。乳房、乳頭に菌キャッチャーの粉末が付着すればさらに効果が上がる。 |
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散布量について |
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繋ぎ牛舎、フリーストールともに牛床を乾燥させ清潔にすることを目安として使用。毎日の散布量 の違いはコスト面で大きな差を生じることとなるので費用対効果を考えて、個々の牛舎環境に合わせた適量を見つけることも大切な課題。 | |||
★200~250ベッド牛床:100袋~120袋(1か月) ★寝藁を使用できない牛床:50袋~60袋(1か月) ★150~200ベッド牛床:50袋~80袋(1か月) ★60前後の繋ぎ牛:30袋~40袋(1か月) |
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